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お知らせ

株式保有特定会社の株式の評価について

2015-03-02

こんにちは!

税理士法人さくら 相続・事業承継グループの丹羽です。

今回のコラムは株式保有特定会社の株式についてです。

 

株式保有特定会社とは、評価会社が所有する株式及び出資の価額の合計額(相続税評価額)の

総資産(相続税評価額)に占める割合が一定以上の会社を指します。

 一定の割合とは以下の通りです。

 sss

 

株式保有特定会社は、保有資産のほとんどが株式という資産構成が特殊な会社です。

このような会社は上場会社に比べて資産構成が著しく偏っていることから、類似業種比準価額方式

により株価評価を行うことは合理的とは言えません。

むしろ、このような会社の株式を評価する場合は会社の資産価値を反映できる純資産価額方式を採用することが

適当だと考えられるため原則として純資産価額方式で評価します。

ただし、純資産価額方式に代えて、類似業種比準価額を修正した評価方法である「S1+S2」方式でも

評価することができます。

1とは評価会社が所有する株式等がないものとした場合の会社規模の区分に応じた原則的評価方法により

評価した金額をいいS2とは評価会社が所有する株式等の価額をいいます。

よって計算方法は以下のようになります。

 ああ

 

株式保有特定会社に該当しますと、株価評価において純資産に占める割合が大きくなることから

含み益のある株式を多数保有している場合、株価が高額になる恐れがあるので注意が必要です。

 

次回は土地保有特定会社の株式について説明します。